2020涸沼キャンプ

年長グループは、8月4-5日に、茨城町の涸沼湖畔にある親沢公園キャンプ場でテント泊をしました。
涸沼は淡水と海水がまじりあう汽水湖で、さまざまな生き物が見られます。
今年は釣りや仕掛けでとれた生き物をその場で調理し、新鮮な沼の幸をおいしくいただきました。

8月4日
涸沼に流れ込む小川で、ライフジャケットを着て水辺の生物探しをしました。
クロベンケイガニやヌマエビ、ハゼの仲間がたくさん採れました。
 
涸沼でシジミ漁をしている涸沼水産の野口さんにシジミを触らせてもらいました。
午後のおやつに野口さんからいただいたシジミがたくさん入った味噌汁を食べました。
美味しくて、みんな何杯もおかわりをしました。
 
午後は、涸沼で水遊びをしました。
風が吹くと水面がキラキラ光ってとてもきれいでした。
水底には、シジミがたくさんいました。
 
夕方から魚釣りをしました。
20センチくらいのスズキの幼魚(セイゴ)がたくさん釣れました。
園長先生がセットした釣竿に魚がかかると、子どもがリールを巻いて釣りあげました。
 
夕食は、カレーライス。
美味しくて、みんなおかわりをしました。
夜になると風が止み、鏡のような水面に月が光の道をつくりました。
今日は、朝から頑張ったので、テントに入って遊んでいた子どもたちは、20時過ぎに全員寝てしまいました。
8月5日
朝起きて、昨日の夕方に沈めて置いた仕掛けを引き上げました。
大きなテナガエビやモクズガニが入っていました。
 
先生にテナガエビを素揚げにしてもらいました。
一番人気は、手の部分でポリポリしてとてもおいしかったです。
 
朝の魚釣りで50センチくらいのスズキが釣れました。
スズキが水面をジャンプしたり、強く引いたりしたのでなかなか釣りあげられませんでした。
 
先生が釣れたスズキで味噌汁を作りました。
白身の魚が入ったとてもおいしい味噌汁でした。
今回のキャンプでは、涸沼産のシジミとテナガエビ、スズキなど、
涸沼の生き物を食べることができました。

帰りに那珂川の河口に架かる海門橋の上から、
川が海にそそぐ河口を見ました。
7月2日に宝篋山の沢探検で川のはじまりを見に行き、
今日は川の終わりを見ました。