2018年農業体験

子ども達が日常、野菜や果物に触れる機会は、調理されてお皿に乗った状態がほとんどです。
食を支える農業を知るために種まきから植え付け、収穫までを体験することで、子ども達は、農業の苦労と、作物を育て収穫する喜びを知ります。
そして、食べ物の大切さを実感し、感謝の気持ちと豊かな想像力を育むことができます。
農業体験は、市内の谷田部地区で農業を営んでいる園児のお父さんの指導の下、実施しています。

4月27日
園庭でスイカとトウモロコシの種まきをしました。
ポットに培養土を入れて、きれいにならします。そこに指先で穴をつくって種を入れて土をかぶせます。
水やりや畑への植え替え派は、ご指導いただているお父さんにお願いしました。
後日、鉢に植え替えたトウモロコシの苗を保育園に持ってきていただいて、園児が水やりと生育の観察をしました。
6月4日
畑でサツマイモの苗植えをしました。
サツマイモの苗を埋める深さや角度など植え方の指導を受けてから、畑の畝に張った黒いビニールの穴に一本ずつ植えていきました。
苗植えの後に畑の雑草取りもしました。
8月21日
ピーマンの収穫をしました。
ピーマンの大きさやヘタの切り方の指導を受けてからハサミとバケツを持って収穫しました。
その後、ピーマンをビニール袋に入れてテープ止めして、お店で売っているパッケージづくりも体験しました。
ピーマンは、食育の焼きそばづくりで使用しました。
8月30日
スイカの収穫をしました。
4月27日に種まきをして、露地栽培で育成した小玉スイカが1.5kぐらいになりました。
葉陰に隠れているスイカを探して、ご指導いただいているお父様に熟れ具合をチェックしてもらいました。
スイカは、そのまま食べたり、スイカゼリーも作りました。
10月22日
サツマイモの収穫をしました。
6月に苗を植えたサツマイモ畑に行き、掘り方の説明を聞いた後、
軍手をした手で一生懸命土を掘りました。
今年は生育が良く、かなり大きく育っていたため、掘っても掘っても抜けずに子供たちは大苦戦。
顔よりも大きな芋がたくさん獲れ、午後は焼き芋パーティになりました。